HVDSGM.md
タイトル | HVDSGM |
画像 | |
開発者 | 墓場人夜 |
プラットホーム | Linux (サーバー)、ウェブ (クライアント) |
プログラミング言語 | C++ |
サービス開始日 | 2017年8月 |
ライセンス | GNU Affero General Public License |
HVDSGMは、分散SNS。独自のプロトコルを用いるため、他の分散SNSと連合を形成することができない。
名称
名称の由来はHorizontally and virtically distributed social graph and messagingの略であるが、アクロニムであるHVDSGMが正式な名称である。発音はアルファベットそのままの「エッチブイディーエスジーエム」である。
テキストサービス (後述、以下同様) の実装の名称はZipgun、疫病サービスの実装の名称はTakeyariである。いずれも手製かつ即席の武器の名称に由来している。
マルチメディアサービスの実装の名称は素朴ディジタル画像インフラストラクチャーである。これは、HVDSGMとは独立に開発されていた画像アップローダーを流用したものである。
アーキテクチャ
Mastodonなどの主要な分散SNSが複数のインスタンスから構成されるのに対して、HVDSGMは複数のサービスが分散SNSを構成する。HVDSGMのサービスとは、機能別に分化したサーバーである。同じ機能を持つ複数のサービスがあってもよい。それぞれのサービスは別の運営者によって運営されていてもよい。ユーザーは複数のサービスを自由に組み合わせて利用することができる。
サービス
HVDSGMには以下のサービスがある。
ソーシャルグラフサービス
ユーザーのソーシャルグラフ (フォロー/被フォロー関係) とプロフィールを保持するサービス。任意の静的ウェブサイトにJSONファイルを設置することでソーシャルグラフサービスとして機能する。そのため、専用の実装は存在しない。
テキストサービス
文字列を送受信し、タイムラインを構成するサービス。実装の名称はZipgun。
マルチメディアサービス
画像などのメディアを保持するサービス。実装の名称は素朴ディジタル画像インフラストラクチャー。
疫病サービス
ミステリーポストを保持するサービス。実装の名称はTakeyari。
沿革
2017年7月30日、開発を開始。
2017年8月7日、完成。以後は小規模な改良が行われた。
2017年9月2日、第2回分散SNSフォーラム[1]の講演で解説された。
2017年12月20日、運用を終了。